比較演算子を使って、if文の動きをみてみよう
【PHP】(ファイル名任意)
<?php
$time = date('G'); //現時刻を0~23で取得する組み込み関数
if($time < 12){
echo '午前のニュースです<br>昨日、いいことがありました。';
}elseif($time === 12){
echo '正午のニュースです<br>これから、とってもおいしいランチを食べたいと思います。';
}else{
echo '午後のニュースです<br>明日も素敵な一日になりそうな気配です。';
}
【注意】実行前の準備
日本在住のかた(ヨーロッパ・ベルリン以外で使うかた)は、正確に時刻を取得するために、タイムゾーンの設定を変える必要があります。
どの設定ファイルを変える? | (Win.)C:¥xampp¥php¥php.ini (Mac)/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/php.ini |
どの部分?(字数が多いので検索するのがおススメ) | date.timezone = Europe/Berlin (※dateのつづりを間違えないように) |
どう変える? | date.timezone = Asia/Tokyo (これは例です。お住いのタイムゾーンにしてください。) |
※注意 | 変更してファイルを上書き保存したら、Apacheを再起動しましょう。 |
【ブラウザ】表示結果(午前中と午後に実施)

比較演算子はどんなのがある?
演算子 | 意味 | 使用例 | return |
---|---|---|---|
=== | 等しい (データ型も同じ) | $shihanseiki === 25 | $shihanseikiに数値の25が入っていれば「TRUE」が返る。 |
!== | 等しくない | $zenkaku_month = '8'; $zankaku_month !== 8 | (“全角”の文字列8を変数に入れて、数字の8と比較。) !は否定の意味で「不一致かどうか」を判定しているので、「TRUE」が返る。 |
< | 左の方が小さい | $month < 8 | 7月いっぱいまで、変数$monthに7以下の数字が入って、8より小さいかを判定して「TRUE」を返す。 |
> | 左の方が大きい | $month > 8 | 9月になって変数$monthに9が入ると、8より大きかを判定して「TRUE」を返す。 |
<= | 左が右以下 | $daiitii <= 4 | 少数第一位の数値を$daiitiiに入れて、4以下だった時に「TRUE」を返す。 四捨五入させるプログラムなどで使用。 |
>= | 左が右以上 | $daiitii >= 5 | 少数第一位の数値を$daiitiiに入れて、5以上だった時に「TRUE」を返す。 四捨五入させるプログラムなどで使用。 |
if文を使わなくても、比較の結果を見ることは可能
var_dumpを使えば、演算子での比較結果がTRUEなのかFALSEなのかを見ることができる。
【PHP】
<?php
$kuriage_masuka = 3;
echo $kuriage_masuka.' は、5以上ですか?<br>';
var_dump($kuriage_masuka >= 5);
【ブラウザ】
